Midnight Blue

不健全CDと音声作品の感想

執着eye2 (CV.佐和真中)

今日はまじで呼吸と寝返りしかしてないな~!(遠い目)

前回に引き続き執着eyeシリーズの話をします。

今回は執着eye2ですが、前作の『執着eye』とストーリー的繋がりがあるわけではないのでこれ単体で楽しめます。坂上さんと千紘くんがリンクしてたらそれはそれでおもしろそうだけど。

 

 

 

執着eye2 (cv佐和真中)

 

みんな大好き佐和真中大先生!!!約束された勝利!!!

顔がめちゃくちゃかわいいですね……妖しげな笑みでこっちを見てきます、かわいい。

え??顔がかわいい!!!!

場所はオフィスの廊下ですかね?明かりが非常灯だけで先が見えない道なんてヤバさ120点です。

千紘くんビジュアルだけでも大分愛らしいのですが、本編を聞くともっとキュートに感じますよ(個人の感想です)。

 

あらすじ(公式サイトより)

誰かが、私を見つめている――。
眠りから目覚めた私は記憶の一部を失っていた。
ふと視線を逸らすと安堵の表情を浮かべる男がひとり。
それは会社の後輩である、橘千紘だった。
彼は言った。
自分と私は恋人同士であり、この部屋で同棲をしていると。
千紘の言葉が示す通り、
部屋には見覚えのあるもので溢れていた。
私の好きな色、ぬいぐるみ、
彼と一緒に行った旅行の写真――
そうか、私は彼と付き合っていたんだ。
「焦らなくていい、ゆっくり思い出せば」
優しい彼に見守られながら、私は再び眠りにつく。
――その先に待っているものが、悪夢だとは知らずに。
ヤンデレとサスペンスが交錯する物語の真の結末とは……。
この執着は、『愛』か『狂気』か。

 

記憶喪失のときに「俺は君の恋人なんだ」と言ってくる奴は大体あやしい(ド偏見)。

あらすじだけではわからないのですが、実はこのCD、CV.佐和真中の後輩に「本気で先輩のこと好きだったのにぃ……」「なんで俺じゃないの……」とか言われますよ!!こういうの絶対好きな人いるでしょ!!私も好き!!

以下各トラックの感想などです。

 

 

 

〇トラック1 目覚め

出鼻歌。曲はハッピーバースデートゥーユー♪のあれです。

扉を開けて入ってきた男は、目覚めたヒロインの姿を見ると一目散に駆け寄ってきます。

男のことを橘くん、と呼ぶヒロイン。その呼び方から、男はヒロインが記憶を一部失っていると判断し、戸惑うヒロインを宥めます。

男の名前は橘千紘。自分はヒロインの後輩で、ヒロインは自分との残業中に足を滑らせ階段から落ちる事故に遭い今に至る、と経緯を彼が説明してくれました。

突然告げられた事実と状況に戸惑うヒロインに対し、「わかっていても、実際驚かれるとちょっと寂しいね」とすこし悲しげに言う千紘くん。

「先輩は俺の彼女なんだよ。だから俺のことは橘くんじゃなくて、前みたいに千紘って呼んでほしいな」とお願いをする千紘くんはなんだかいじらしいですね。

ヒロインは『千紘』という呼び方にしっくりきていないようですが、呼ぶ内に少しずつ慣れてくるよ、と彼は自分のことをどうしても名前で呼ばせたがります。

ここのヒロインに名前を呼ばれた時の千紘くん、本当に嬉しそうなのでぜひ聞いてほしいですね……千紘くんが嬉しいと私も嬉しい……(???)

彼自身も辛いのに、記憶を思い出せないヒロインに「たとえ思い出せなかったとしても、またたくさん2人の思い出を作っていこうよ」と言えるなんて千紘くんは優しい彼氏ですね(この時点では)

不安そうなヒロインに、千紘くんは同棲していた部屋にある思い出の物や写真など、記憶の手掛かりになりそうなものをいろいろと説明してくれます。ただ、一番の手掛かりになりそうな携帯電話だけは事故の時に壊れてしまいデータの取り出しができる状態にない、とのこと。

えぇ……そんな……そんなことある……???

「無理して一度に思い出そうとしない方がいいよ」「少しずつ、記憶を整理していこう」と過剰なほどに心配をする千紘くん。ヒロインが事故に遭って不安になる気持ちもわかりますが、ここまで過剰だと逆に思い出してほしくないのでは……?という疑念も生じてきますよね。

ところどころにほのかなヤバさを感じさせたものの、ヒロインはもう一度眠りにつこうとします。すると千紘くんが大事な話をし忘れていた、と。

その内容は、『事故の日が先輩の誕生日で、帰ったら2人でお祝いする予定だったのに未だにできていない。元気になったら2人きりでお祝いしよう』というものでした。それ、今する話か……?最初はそう思ったのですが、この先を聞くと彼にとってヒロインの誕生日がどれだけ重要なものであるのかがわかります。最初の鼻歌もハッピーバースデートゥーユーだったもんね……あ~千紘くん……可哀そう可愛い……(まとまらない)

 

〇トラック2 均衡

オフィスで仕事している場面から始まります。千紘くんの話に出てきた事故に遭う前の時間軸ですね。

ヒロインと千紘くんの何気ない会話が始まるのですが、この会話部分から2人の仲の良さが伝わってきます。話題は仕事のことからヒロインのデスクの上のお菓子へ。お菓子は彼女の先輩である保科さんが置いていったみたいです。

ヒロインにお菓子を勧められても「保科さんに悪いので受け取れません」と断る千紘くん、なんだか純粋な後輩って感じでかわいいですね。

会話の端々から千紘くんのヒロインに対する好意が感じられます。会話を聞いてる限りまだ2人は付き合っておらず、そのため彼はヒロインと保科さんの関係にヤキモキしているみたいですね。

2人の仲が気になる千紘くんが「もしかして、付き合ってるとか……?」と尋ねたり「総務の人たちも(保科さんと先輩のことを)噂してましたよ」とかまをかけたりするのですが、なんだこの女子高校生感……うまく言えないけど、好きな人と接するときのJKみたいな感じしてる……

妹みたいに思われている、というヒロインの言葉を聞いて少し安心した様子の千紘くん。わかりやすいな。

来月のプレゼン頑張りましょう、と話が一段落ついたところで、「先輩の誕生日も、たしか来月ですよね?」「仕事終わりって、何か予定ってありますか?日頃の感謝も込めて、お祝いさせてもらえたらなーって思ったんですけど……」と千紘くんが言い出します。

企画が通ったお祝いで保科さんとの予定があって……と、ヒロインに断られてしまいました。悲しいね。

断られた後に、少し低めのトーンで「じゃあもし、もしですよ。そのお祝いの席で保科さんに告白されたら、先輩は付き合うんですか?」と聞いてくる千紘くん超怖いです。どの立場からそんなこと聞いてんの……メンヘラ彼女か……?

付き合わないよ、と否定するヒロインに嬉しそうな反応を返す千紘くん。やっぱり恋するJKじゃん。

嬉しそうな反応をしたのは、ヒロインが保科さんと付き合ったらもう一緒にランド(おそらく千葉のアレ)に行けなくなるから、というのが理由。わっかりやす……信じられないくらいわかりやすいですね。そんな理由を普通に受け入れて話を続けるヒロイン、相当鈍感なんじゃないでしょうか?

ランドに関する話が盛り上がったところでこのトラックは終わるのですが……いや2人とも仕事中に喋りすぎでは!?後ろでめちゃめちゃ電話鳴ってたけど!?

2人の仲の良さや付き合う前からダダ洩れの千紘くんの好意をたくさん感じられるトラックです。他の社員から白い目で見られていないといいね。

 

〇トラック3 視線の先

始まりとともに新しい男の声が……噂の保科さんです。いい声ですね。

ヒロインと保科さんの会話、仲のいい先輩と後輩って感じがしてほっこりします。「顔が丸くなったんじゃないか?」はこのご時世ちょっとアレかもしれないけど。

冗談に怒ったヒロインに、本当は予約した店を見せにきた、と保科さんは謝ります。

そのお店は、保科さんが昔彼の先輩に連れて行ってもらった場所。こういう、受け継がれる良い先輩後輩の関係、みたいなのっていいですね……憧れがある。

ヒロインの頑張りをしっかり褒め、差し入れをくれたりお祝いをしてくれる保科さん。めちゃくちゃいい先輩なのではないでしょうか。

楽しそうに会話を続ける2人のところに、千紘くんがやってきます。保科さんを見つけた時の千紘くんの「あ、すみません……お邪魔でしたか?」というセリフ、めちゃくちゃ好きです。

表面上、千紘くんは2人と普通に会話しているのですが、保科さんに対する彼は終始少しだけぎこちなく、居辛そうにしています。内心は保科さんに劣等感を抱いてたりするのかな……

差し入れのお菓子に関するくだりでヒロインに対して愛のあるいじりをする保科さんの様子から、おそらく千紘くんは彼に敵わないんだろうな、という気持ちになります。なんというか、ヒロインと彼の間には千紘くんが入ることができない関係がある、みたいな……この時の千紘くんの心情を考えると苦しくなりますね……

 

〇トラック4 噓

不穏トラック名。

ヒロインの誕生日の夜なのですが、残業のせいで保科さんとの約束に間に合わなくなってしまいます。

千紘くんは「先に帰ってください」と言うのですが、まぁヒロインがその申し出を受け入れることはなく……といったところで保科さんからの電話が。ヒロインは急ぎ足で廊下に出て、話をし始めます。

電話中思わず泣き出してしまったヒロインに「無事にその仕事が終わったら、その時誕生日プレゼント渡すな」と優しく語りかけてくれる保科さん。ヒロインがいつもの調子に戻った後も、「頼っていいんだからな」とフォローしてくれます。ほんとに理想の先輩じゃん、かっこいい……

「無理せず頑張れよ。……あぁ、おつかれ」と電話を切った直後、通話してた方の反対側から突然「うそつき」と聞こえます。こっっっっっわ!!!!!!!!!

いやこれ文字にするとあ~はいはいよくあるよくある、みたいになっちゃうんですけどマジで怖いから!!!!マジ!!!!!初めて聞いたとき普通に悲鳴をあげました。

ここから千紘くんの様子が一変します。

やっぱり保科が好きなんだ、もう付き合ってたりして、という嫉妬の言葉から始まり、どうせ2人して俺のことを笑ってたんでしょうという被害妄想、本気で好きだった、俺の方が努力してた、という気持ちの押し付け、千紘くんが知り得ないはずのヒロインに関すること、などが矢継ぎ早に飛んできます。

人間、情緒がヤバくなるとこうなるんだなぁ……(現実逃避)言ってることが色々とめちゃくちゃで、独りよがりな感じがすごくするんですよね。そこがかわいい。

この千紘くんが内心を吐露するシーンで1番好きなのは冒頭でも書いた「なんで俺じゃないの……?」というセリフです。小さくか細い声で悲壮感とかやるせなさが伝わってきてたのし~~~~い!!!!!!ってなります。

ここの部分は特に佐和真中大先生の演技力がすごくて……本当にすごいんで聞いてください。声に感情がめちゃくちゃ乗ってる。まじで聞いて。

恐怖を感じたヒロインが場から逃げ去り、千紘くんが「お願いだから……俺を1人にしないで」と小さく悲しそうにつぶやいたところでこのトラックは終わりです。

さぁ楽しくなってきたぞ!!!!!!!!

 

〇トラック5 拒絶

不穏トラック名その2。

さっきまでとは打って変わって、いつも通りの様な感じで話しかけてくる千紘くんが逆に怖いです。いつもの調子なのに敬語が取れているのは、彼の中でなにか吹っ切れたんですかね。

「仲直りもかねて、これから2人で誕生日のお祝いしよっか。場所はそうだなぁ……俺の家とかどう?」なんて悪質な冗談すぎる。

喜んでくれるような誕生日プレゼントも用意した、と続ける千紘くんにヒロインは当然拒否をするのですが、その後さっきのようになんで、どうしてと続けるところにまた恐怖を感じます。言ってること支離滅裂だし情緒が不安定すぎるよ……

この期に及んで「(ほしいプレゼントを)言ってくれれば、俺……ちゃんと用意するから……」とか言う千紘くん、多分そういうところが保科に勝てない理由なんじゃないかな(そんなこと言うな)。

ヒロインが千紘くんのもとから逃げ出して、恐怖のかくれんぼ開始です。

彼女を探し回るときの千紘くん、すっごく情緒不安定でかわいいんですよね……

泣きそうな声で独り言を呟きながらヒロインを探す千紘くん、とてもかわいいです。

 

〇トラック6 劣情

ロッカーの中に隠れていたヒロインを千紘くんが見つけ出すところから始まります。

最初、ヒロインはどこに隠れていたんだ……?と思ったのですがSEや「 いい加減出てきてよっ!」のセリフからロッカーではと目星をつけました。

見つかったヒロインは千紘くんに無理やり連れ去られ、襲われてしまいます。

憧れのヒロインとの血の味がするキスの最中、千紘くんが「俺も先輩とのキス、すごく気持ちいいよ……クラクラする……」とうっとりした声で言うのがすごく好き。無理やりキスして怪我までさせて血の味がするのに、ヒロインとのキスを夢見ていた千紘くんはこんな状況でも幸せなんだろうな……と思ってしまいます。

服を破きながら先輩への思いを語る千紘くん、語った後に「理想とはずいぶんかけ離れた形になっちゃったけど……もう、そんなことどうでもいいや」と言うなんて、いくら自業自得とはいえ少し切なくなりますね。

全然合意の上の行為ではないのに、さも先輩も喜んでいるかのように千紘くんがどんどんコトを進めていくのがヤバさを感じさせます。

あと、濡れた自分の指を「先輩が汚したんだから、当然綺麗にしてくれるよね?」と千紘くんが舐めさせたときは、全部お前が勝手に進めたんでしょ!?!?!?と聞きながらキレました。いや「よくできました」じゃないんだよ!!!!!

舐め終わった後、ヒロインが保科の名前でも呼んだのでしょうか。「この期に及んで……保科に縋るの……」と千紘くんのスイッチがまた入ってしまいます。無理やり挿入しました。

こういう、言動のところどころに保科への対抗心や嫉妬や羨望が透けて見えるのが、千紘くんのかわいいところですよね……

挿入しながら「ここが保科のデスクってわかってる?先輩が保科保科って言うから、俺からのささやかな誕生日プレゼント」と、最悪のタイミングで話をする千紘くん。いやがらせのレベルが尋常ではない。

 「先輩が俺を弄んで傷つけるから」という千紘くんの言葉が逆恨みであることは百も承知ですが、それでもこの言葉から彼がどれだけヒロインのことを思っていたのか痛いほど伝わります。

最中、ヒロインのスマホに保科からの連絡が入り、千紘くんをさらに刺激してしまうことに。「いっそのこと動画でも撮って送ってあげよっか」と煽るなんて、本当にいやがらせのレベルがえげつないな……

「もうこれ必要ないよね。俺以外と連絡取らないでしょ」とヒロインのスマホを奪って気怠そうに言う千紘くん。直後に激昂しながらスマホを叩き割ります。情緒不安定を極めている……

とはいえ、え!?このタイミング(セックス中)でスマホ割るの!?!?という気持ちがあったので、このシーンは少し笑ってしまいました。このシーンだけちょっとおもしろい(?)ですよね。いやどうやって割ってるんだろう……素手かな……

セックス終盤の「いつかきっと両想いになれるよ。俺はずっとその日を待ってるね」という言葉、千紘くんの執念や両想いになりたいという純粋さ、なれると信じられる見通しの甘さが表れていてすごく好きです。

事後、気絶したヒロインを見ながら独白する千紘くん。このシーンのやるせなさと切なさといったら……

多分ここで語られるヒロインへの思いが千紘くんの本心なんだろうな……自分のいろんな感情に抑えが利かず暴走した結果酷いことをしてしまった千紘くんですが、根本にあるのはただただ『先輩が好き』という純粋な気持ちなんだな、と思います。

またゼロから始めよう、と千紘くんが未来のことを話してこのトラックは終わりです。

このトラックには千紘くんのヒロインに対する今までの思いや情緒不安定さ、保科の存在への憎しみなんかが詰め込まれてると思います。

行為の最中に、ヒロインも自分とのセックスを喜んでいる、といったニュアンスの言葉を何回も半ば自分に言い聞かせるように言っていたのが印象的です。本当はヒロインと普通に幸せになりたかったんだもんね……自業自得だと思いますが、それでも事後の独白を聞くと苦しくなってしまいます。

このトラック、千紘くんに恐怖を感じたり同情したり結構忙しいなって書いた文章を読み返しながら思いました。 

 

〇トラック7 胡蝶の夢

胡蝶の夢故事ことわざ辞典より)

胡蝶の夢とは、現実と夢の世界の区別がつかないことのたとえ。また、人生のはかないことのたとえ。

シチュCD聞いてると思わぬところで賢くなりますね。

会社でのシーンが終わり、トラック1の部屋のベッドで目覚めたところから始まります。トラック2~6のことは全て夢として処理されてるみたいですね。

ずいぶんうなされていたというヒロイン。夢の内容を千紘くんに話しますが、「またずいぶん変な夢を見たんだね。その……保科?だっけ。うちの会社にそんな人いないよ」と言われます。

抱きしめながら「きっとその夢って、昔見た映画やドラマの影響だよ。現実と妄想が、まだ頭の中で整理できていないんだと思う」とヒロインを落ち着かせ安静にするように言う千紘くん。さっきまでとは別人ですね……

いやまあ普通にさっきまでの内容が夢なわけはないんですが(詳細はトラック8で語られます)。

この『胡蝶の夢』というトラック名、最初は現実と妄想が頭の中で整理できていないヒロインのことを指しているのかと思ったんですが、トラック8を踏まえると千紘くんのことも表しているな、と思えてきます。すごく好きなトラック名です。

 

〇トラック8 錆

いわゆる種明かし的なトラックでしょうか。千紘くんの日記の一部のようです。

結論を言うと、『ヒロインが夢だと思っていた内容は全て事実であり、千紘くんは彼女に薬を飲ませることで彼女の記憶をうやむやにしていた』という感じです。

ここでも『誕生日のお祝い』がでてくるあたり、彼にとってヒロインの誕生日は本当に大切なものだったんですね。

「俺の知るはずのない先輩の心情まで聞かされて、耳をふさぎたい気持ちでいっぱいだった」この千紘くんの気持ちがなんとも……彼の自業自得とはいえ本当に切なくなります。

ヒロインに嘘を刷り込む過程で自分自身の現実も曖昧になってきた千紘くん。「でも、現に先輩は俺の彼女で、こうして一緒に暮らしている。これは紛れもない事実なんだ」この事実だけが唯一彼を生かしているんだろうな、と思いました。

冒頭と同じハッピーバースデーの歌を歌いながら部屋を出ていき、終わりです。

いや…なんかこう……このトラック聞き終わると、罪悪感に苛まれながらも『ヒロインの記憶を上書きする』という方法でずるずる進んでいこうとする千紘くんが終始独りよがりで最高だな、と改めて思いました。

記憶を上書きしてもヒロインが思い出してしまえばまた最初からやり直しで、そんなことを繰り返せば千紘くんの心はどんどんボロボロになっていくんじゃないかな。

現実から目を逸らしながらヒロインの記憶を何度も上書きする千紘くんに、明るい未来はあるのだろうか……

 

〇トラック9 キャストコメント

割愛~~~!!!!

どうでもいいですが、執着eye2を聞きながら寝ると大体トラック2冒頭で寝落ちてここのフリートークで目が覚めます。

 

 

 

改めて読み返すと今回の記事死ぬほど読みづらいし長いな!!でもいいわ!!!

執着eye2、ハッピーエンドとは言い難い結末ですが、この薄暗い気持ちが残るような終わりがとても好きです。

千紘くんは勝手に期待して勝手に気持ちを暴走させた結果、先の見えない破滅に近いような結末になってしまったのですが、そこが千紘くんの良さだよなぁ、と私は思います。本当にかわいそうでかわいい。

あと佐和真中大先生の演技力が半端じゃないです。そして大先生100枚到達おめでとうございます、これからもよろしくお願いします……

執着eye2、「情緒不安定で独りよがりな後輩が好きな人、ゆるやかな破滅を感じさせるり方が好きな人」にオススメです。